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フルボーディングの伝統を現代に継ぐ、シュルーズベリー・スクール

2026.10.03

BBSFJ

シュルーズベリー・スクール |  Shrewsbury School

 

©Shrewsbury School

 

1552年創立のシュルーズベリー・スクールは、470年以上の歴史を持つ、伝統あるボーディングスクールです。『種の起源』の著者であり、進化論を唱えたチャールズ・ダーウィンの母校としても、よく知られています。13~18歳を対象とする共学校で、イングランド西部シュロップシャー州、セヴァーン川沿いに約110エーカーの美しいキャンパスを有しています。日本の私立校の留学プログラムでも良く知られていますが、実際にはどのような教育を展開している学校でしょうか? 今記事では、その教育の内部をご紹介します。

 

シュルーズベリー・スクールは2026年10月25日(日曜)に弊社が主催する「ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア」に参加し、入試部部長が来日します。学校との面談ができる、またとない機会なので、ぜひご参加ください。

*今回の記事は学校から提供された公式情報となります。

 


学校の全体の特徴

 

シュルーズベリー・スクールは生徒数は846名、内622名がボーダー(寮生)として、学校の敷地内で暮らしている伝統的な「フルボーディング」の学校です。約32か国から生徒が集まる国際的なコミュニティを形成しており、留学生が心地よく過ごすことのできる環境が整っています。

 

教育の特徴は、優れた学業と、スポーツ、音楽、演劇などの課外活動を組み合わせた全人教育です。学校では学力だけでなく、人格、リーダーシップ、生徒一人ひとりへのきめ細かなケアを重視しています。卒業後は、多くの生徒がエクセター大学、ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン、ダラム大学、エディンバラ大学、インペリアル・カレッジ・ロンドンなどへ進学。2026年にはオックスフォード大学・ケンブリッジ大学へ5名がオファーを獲得したほか、これまでもハーバード大学、デューク大学、シカゴ大学などへの進学実績があります。

 


サイエンス

 

シュルーズベリー・スクールでは、科学、テクノロジー、エンジニアリング、アート、数学を横断する「STEAM教育」を、将来を見据えた教育の重要な柱の一つとしています。理科、数学、コンピューター、デザイン&テクノロジーなどの授業を通して、分析力だけでなく、創造性、問題解決力、革新的な発想を育てています。

 

特に力を入れているのがデジタル教育です。2026~27年度には、テクノロジーを活用した教育で優れた取り組みを行う学校として、3年連続で「マイクロソフト・ショーケース・スクール」に認定。2025年には、人工知能(AI)とデジタル学習への戦略的かつ責任ある取り組みが評価され、教育テクノロジー分野の「EdTech50」賞も受賞しました。生徒は科学分野のCREST賞や各種オリンピックにも挑戦しています。知識を身につけるだけでなく、プロジェクト型の学習を通じて「学んだことをどう使うか」を考え、科学と創造性を結びつけていく教育が特徴です。

 

©Shrewsbury School

 


スポーツ

 

シュルーズベリー・スクールは、英国でもスポーツに強い学校として知られています。学校が重視しているのは競技成績だけではなく、スポーツを通じて個人として成長し、チームの中で協力する力を養うこと。生徒には、これまで経験したことのない競技にも積極的に挑戦することを勧めています。

 

特に実績が目立つのがフットボール(サッカー)です。2023~24年度には全国大会で優勝し、2024~25年度にも全国大会の決勝へ進出しました。クロスカントリーにも長い伝統があり、同校のクロスカントリークラブは世界最古のクロスカントリークラブとして、世界陸連から文化遺産賞を受けています。英国のボーディングスクールらしい競技も豊富です。ボートやファイブズのほか、ポロ、ゴルフなどにも挑戦できます。初心者からトップレベルの選手まで参加でき、優秀な選手にはさらに高い競技レベルを目指すための専門的な育成プログラムも用意されています。

 

©Shrewsbury School

 


音楽

 

音楽はシュルーズベリー・スクールの学校生活の中でも非常に活発な分野です。全校生徒の約半数が何らかの楽器を学んでおり、その多くが複数の楽器に取り組んでいます。クラシックに限らず、さまざまなスタイルやジャンルのアンサンブルに参加できるため、初心者から本格的に音楽を学びたい生徒まで幅広く活動できます。

 

歌を希望する生徒には、室内合唱団、チャペル合唱団など複数の合唱グループがあり、毎年行われる寮対抗の合唱イベントにも参加できます。また、学校で定期的に上演されるミュージカルのオーディションを受けることもできます。専門講師による個人レッスンも充実しており、一般的な楽器だけでなく、珍しい楽器についても可能な限り専門講師を手配しています。卒業生の進学先には、英国王立音楽院、英国王立音楽大学、ギルドホール音楽演劇学校などがあります。

 

©Shrewsbury School

 


演劇

 

シュルーズベリー・スクールでは演劇活動も盛んで、演劇部門だけで年間10作品以上を上演しています。全校規模の演劇やミュージカルをはじめ、寮ごとの公演、生徒が脚本を手掛ける新作、生徒自身が演出する作品など、舞台に関わる機会が数多く用意されています。

 

演劇と演劇研究はGCSEとAレベルの正式な科目として学ぶことができ、課外活動ではミュージカル、ダンス、舞台技術にも取り組めます。校内には本格的な設備を備えたバーンズ・シアターがあり、生徒は恵まれた環境で作品制作や公演を経験します。さらに活動は校内にとどまりません。プロの舞台で発表する機会もあり、これまでには学校で制作したオリジナル・ミュージカルをロンドンやエディンバラ・フェスティバル・フリンジで上演。高い評価を受け、優れた新作に贈られる「フリンジ・ファースト賞」を受賞した実績もあります。

 


その他特徴のあるクラブ活動

 

シュルーズベリー・スクールには65種類の課外活動があります。スポーツ、音楽、演劇はもちろん、科学、テクノロジー、芸術など幅広い分野から、自分の興味に合わせて活動を選ぶことができます。学校では、すでに得意なものを伸ばすだけでなく、入学後に新しい興味を見つけることも大切にしています。さまざまな活動に積極的に参加することで、リーダーシップや協調性、自信を育て、教室での学びだけでは得られない経験を積むことができます。

 

©Shrewsbury School

 


語学のサポート

 

シュルーズベリー・スクールには約32か国から生徒が集まり、留学生の割合は全校生徒の約25%です。英語を母語としない生徒に対しては、EAL(英語を母語としない生徒のための英語サポート)があり、グループと個別の両方で指導を受けることができます。

 

ただし、入学後に通常の授業についていけるだけの英語力は、出願時から求められます。入学後に追加の英語指導が必要と判断された場合は、通常週1回程度、個別または少人数のグループで指導を受けます。

 


寮生活について

 

シュルーズベリー・スクールは、フルボーディング(全寮制)を教育の大きな特徴とする学校です。846名の生徒のうち622名が寮生で、男子387名、女子235名。12の寮があり、それぞれが生徒にとって学校生活の中心となるコミュニティを形成しています。

 

寮生活で大切にされているのは、生徒が学校生活に積極的に参加すること。学校側も、入学時に「ボーディング・コミュニティで生活し、シュルーズベリーで得られるさまざまな機会を生かしたいという意欲」を重視しています。食事は専用の食堂「キングスランド・ホール」で提供され、毎日用意されるさまざまな料理から好きなものを選び、同じ寮の友人やチューターと一緒に食事をします。学校生活の多くを仲間と共有することで、学年を超えた人間関係を築き、コミュニティの一員として生活する力を育てていきます。

 


募集要項と試験、面接内容

 

主な入学時期は13+(Year 9)、14+(Year 10)、16+(Year 12)です。また11+(Year 7)には、系列プレップスクールへの入学と同時に、Year 9での本校進学につながる「Shrewsbury Pathway」が用意されています。

 

【主な入学タイミングと募集人数】

11+(Year 7)
系列プレップスクールへの入学(Year 9で本校へ進学するShrewsbury Pathway)

 

13+(Year 9)

未公開

 

14+(Year 10)
若干名募集

 

16+(Year 12 / Sixth Form)
未公開

 

 

【試験内容】

11+(Year 7)

11+はシュルーズベリー・スクール本校への直接入学ではなく、系列のプレップスクール(Packwood School、Prestfelde School、Terra Nova School)のいずれかにYear 7から入学する「Shrewsbury Pathway」です。出願時には、各プレップスクールの校長との面談や、生徒の興味、才能、人柄、可能性を見るための活動などを通して総合的に選考されます。合格者にはプレップスクールのYear 7の席とともに、シュルーズベリー本校Year 9への進学枠が保証されます。

 

13+(Year 9)

13+は出願時期によって選考方法が異なります。

 

Year 6またはYear 7の段階から出願する場合は、ISEBプリテスト、学校のシニアスタッフとの面接、現在の学校からの推薦書、グループ活動によって選考されます。Year 8から出願する場合は、シュルーズベリー独自の入学試験を受験します。

 

【海外から出願する場合の試験科目】

  • 英語
  • 数学
  • フランス語(1年以上学習している場合)

となります。

 

14+(Year 10)

14+では秋学期に英語と数学の筆記試験を受けます。海外在住の志願者は、現在通っている学校や現地の法律事務所、領事館など、学校が認める会場で受験することができます。

 

  • 英語
  • 数学

 

16+(Year 12 / シックス・フォーム)

志願者は、Aレベルで履修を希望する科目を中心に3科目を選択して筆記試験を受けます。まだAレベルの選択科目が決まっていない場合は、得意なGCSE科目3つを選ぶことが推奨されています。各試験は1時間です。英語を母語としない志願者には、これに加えてEAL(英語)の試験があります。

 

  • 学校のシニアメンバーとの個別面接
  • 現在の学校長からの推薦書
  • 志願者本人による自己紹介文

 

も選考に含まれます。

 


日本からの受験

日本からの受験にも対応しています。詳細は下記をご覧ください。

 

13+(Year 9)
来校できない海外在住の志願者は、学校が認めた会場で試験を受け、面接はオンラインで実施することが可能です。

 

14+(Year 10)
海外在住の志願者は、現在通っている学校や現地の法律事務所、領事館など、学校が認めた会場で受験できます。

 

16+(Year 12 / Sixth Form)
海外在住の志願者は、現在通っている学校、ブリティッシュ・カウンシル、現地の法律事務所など、学校が認めた会場で筆記試験を受けることができます。

 

受験をご希望の方はピッパズ・ガーディアンズにご相談ください。出願から受験までのサポートが可能です。

 

【面接】

シュルーズベリー・スクールでは、試験の点数だけでなく、志願者の好奇心や人柄、学校生活への意欲も重視しています。13+の早期選考では、学校のシニアスタッフとの個別面接に加え、他の志願者とのグループ活動を実施。16+ではシニアスタッフとの個別面接があり、出願時に提出する自己紹介文をもとに、興味やこれまでの実績、将来の目標などについて話します。海外在住者についてもオンライン面接に対応できる仕組みがあり、学力だけでは分からない志願者の個性や学校との相性を総合的に見ています。

 


求める生徒像

 

シュルーズベリー・スクールが求めているのは、学力だけでなく、学校生活そのものに積極的に参加したいという意欲を持つ生徒です。選考では、まず英国での学校生活に十分対応できる英語力が求められます。それに加えて、さまざまな課外活動に参加したいという意欲や、ボーディング・コミュニティの一員として生活し、学校が提供する機会を積極的に生かそうとする姿勢も重視されています。

 

これは、シュルーズベリー・スクールの教育が教室の中だけでは完結しないことともつながっています。スポーツ、音楽、演劇、科学、寮生活などに幅広く関わり、仲間とともに新しいことに挑戦することが学校生活の重要な一部です。好奇心があり、さまざまな経験に前向きに飛び込み、コミュニティの中で成長したい生徒に適した学校といえるでしょう。

 

▲アドミッションのジャイルズ・ベル先生

 


【DATA】

創立: 1552年
対象年齢: 13~18歳
共学または別学校: 共学
生徒数: 846名(男子522名・女子324名)
在学生の国籍数: 32か国
留学生比率: 25%
寮の数: 12寮
GCSE科目数: 24科目
Aレベル科目数: 21科目

学費(Year 12):年間£63,651(2026~27年度、VAT込み)
住所: The Schools, Shrewsbury, Shropshire, SY3 7BA, United Kingdom MarketingMaterialsOctober2026_R…

交通アクセス: ロンドン・ヒースロー空港から車で約2時間30分

ウェブサイト: Shrewsbury School 公式サイト