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ハーフターム・スタディキャンプ2025年2月【開催レポート】 留学中の「休暇」を成長の機会へ

2026.05.16

エッセイ・コラム
イギリスのボーディングスクールには年に3回、1〜2週間の「ハーフターム休暇」があります。9月に学校が始まり、最初のハーフタームは2週間。この期間は多くの生徒が保護者のもとに帰ります。一方で、2月と5月のハーフタームは1週間しかないことから、この期間はほとんどの生徒がイギリス国内に留まります。
日本とは異なるこのハーフターム休暇、留学中のお子さまはどのように過ごしているのでしょうか。ピッパズ・ガーディアンズでは、この休暇期間を「ただのお休み」ではなく、学びと体験と交流が凝縮された成長の機会として活用できるよう、専用のキャンプ・プログラムを提供しています。
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セント・エドワーズ・オックスフォードの校舎

 

2025年2月下旬、約10日間にわたって開催されたハーフターム・スタディキャンプの様子を、担当ディレクターのジョディー・ゴドリマンのレポートをもとにお届けします。

 


ピッパズ・ガーディアンズのキャンプとは

このキャンプは、すでにボーディングスクールに在籍し、ピッパズ・ガーディアンズのガーディアンシップサービスをご利用中の生徒を対象に設計されたプログラムです。異なる学校に通う留学生が一堂に集まり、学習・職業体験・文化交流・スポーツを通じて、学期中とはまた異なる形で成長できる場となっています。

 

プログラムは目的別に3つのコースに分かれています。

 


スタディ・プログラム

試験対策や学校の課題に集中したいお子さまのためのコースです。自習センターでの自主学習に加え、経験豊富なチューターによるマンツーマン指導セッションを随時予約することができ、個々の学習目標に合わせたきめ細かなサポートを提供しています。

 

家庭教師とのマンツーマン授業

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ワークエクスペリエンス・プログラム

ピッパズ・ガーディアンズが独自にアレンジした職業体験の機会を提供するコースです。メディアエージェンシー、金融会社、医学研究機関、レストラン、博物館、自動車工場など、多岐にわたる業界・職場でのリアルな体験を通じ、将来のキャリアを考えるきっかけを提供します。

 

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ホリデー・プログラム

テニス・サッカー・陶芸・アートなど、多彩なアクティビティを楽しみながら英国留学生活を満喫するコースです。異なる学校の生徒との交流も活発に生まれます。

 

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どのコースを選んだ場合も、毎日のスケジュールは「学習・創造性・友情・楽しみのバランス」を念頭に設計されており、生徒一人ひとりが充実した10日間を過ごせるよう配慮されています。

 


生活環境:全室個室、充実した共有スペース

 

キャンプの会場となったボーディングスクール、「セント・エドワーズ・オックスフォード」はオックスフォード近郊にある、イギリスの伝統的な教学の学校。今回はこの学校の一部を貸し切りました。

生徒は全室シングルの個室に宿泊。プライベートな空間が確保されることで、疲れたときには一人でゆっくり休み、勉強に集中したいときには静かな環境で取り組むことができます。

共有スペースも充実しており、広々としたコモンルームにはビリヤード台・卓球台・ピアノが2台備えられています。授業や職業体験を終えた生徒たちが自然と集まり、音楽を弾いたり、ゲームをしたり、異なる学校の仲間と語り合ったりと、休息とコミュニケーションの両方を楽しむ場となりました。

チューター、寮母、キャンプリーダー、看護師で構成された専任スタッフが常駐し、生徒の安全・体調・学習進捗を継続的にサポートする体制を整えています。

 

国籍を超えて、カードゲームに夢中

充実した施設を誇るセント・エドワーズ・オックスフォード

バランスのとれた食事


キャンプの一週間:日々の活動記録

週末(金曜〜日曜):到着と環境への適応

 

金曜日に各ボーディングスクールから生徒が続々と到着。初日から異なる学校の生徒同士が打ち解け、週末はオックスフォード市街地への観光・買い物に出かけました。バレンタインデーをテーマにしたソーシャルイベントでは、チョコレートコーティングのいちごやマシュマロを手作りし、ロマンティックコメディ映画を鑑賞。週末のスケジュールには「朝寝坊の時間」も意図的に組み込まれており、日頃の学校生活の疲れをしっかりとリセットできるよう配慮されています。

 


月曜日:プログラムが本格始動

 

週明けからスタディ・プログラム、ワークエクスペリエンス・プログラム、ホリデー・プログラム、3つのプログラムが一斉にスタートしました。ワークエクスペリエンス・プログラムの生徒たちはそれぞれの職場へ、スタディ・プログラムの生徒たちは自習センターと個別指導セッションへ、ホリデー・プログラムの生徒たちはテニス・アート・サッカー・バドミントンへと、各自の目標に向けて動き始めました。

夜は全員が集合し、中国の旧正月をテーマにした夕食会を開催。食後は小豆のペーストを使ったお菓子を一緒に焼くなど、多文化交流の場も自然に生まれていました。

 


火曜〜水曜日:深まる学習と体験

 

スタディ・プログラムでは「自分に合った大学学部・学科の選び方」をテーマにしたセミナーを実施。学習面の支援だけでなく、将来の進路について主体的に考える機会も提供しています。

 

 

ワークエクスペリエンス・プログラムの生徒たちは2日目、3日目に入り、職場環境への適応も進み、より積極的に質問・観察する姿が見られました。水曜日の午前中には、職場に向かう前にリーダーシップとパブリック・スピーキングのワークショップも実施。現場での実践力をさらに高めるための事前準備として機能しました。

 

ホリデー・プログラムでは、旧正月にちなんだパイナップルケーキ(鳳梨酥)作り、バーチャル・クリケットセンターでのバッティング体験、陶芸絵付け、ミニゴルフなど、バラエティ豊かなアクティビティが続きました。

 


木曜日:オックスフォード大学ガイドツアー

 

今回、3つのプログラムすべての生徒が、オックスフォード大学のガイドツアーに参加しました。歴史ある名門カレッジを見学し、世界トップクラスの大学の雰囲気を肌で感じる体験は、生徒たちの学習意欲をさらに刺激しました。

ホリデープログラムの生徒は午前中に雨天に見舞われましたが、急遽ホットチョコレートを飲みながら室内での水彩画セッションに切り替え、天候に左右されることなく充実した時間を過ごしました。

 


【キャンプ担当 ジョディ・ゴドリマン談】

このキャンプが育てるもの

 

ピッパズ・ガーディアンズのキャンプが目指しているのは、単なる「休暇中の子どものお預かり」ではありません。私たちの目標は学業面での進歩にとどまらず、自信・自立心・忍耐力を育てることです。

 

試験勉強に取り組む姿、初めての職場環境に飛び込む勇気、初対面の仲間と笑い合うコモンルームのでの会話……それぞれの瞬間が、お子さまの成長につながっています。保護者の方が遠く離れた日本からでも安心してお子さまを送り出せるよう、ピッパズ・ガーディアンズは写真やアップデートを通じて、キャンプの様子を定期的にご報告しています。

 

キャンプ担当のジョディ・ゴドリマン

 


スタディ・キャンプをご検討の方へ

 

「ハーフタームの間、いつもとは異なる過ごし方を」「せっかくの休暇を学びにも活かしたい」「他の学校に留学をしている日本人の生徒と友だちになりたい」とお考えの保護者の方は、ぜひピッパズ・ガーディアンズのキャンプ・プログラムをご検討ください。こちらのスタディ・キャンプはピッパズ・ガーディアンズのガーディアンシップ・サービス外の生徒も受け付けています。5月のキャンプは満員となっており、次回のキャンプは2027年2月の開催予定です。

詳しいプログラム内容やご参加方法については、お気軽にお問い合わせください。

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