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【2026年 学校訪問記】アウンドル・スクール

2026.05.10

学校紹介

ピッパズ・ガーディアンズではイギリスのボーディングスクールへの進学サポートを提供し、これまで多くの学校に合格者を出してきました。その中でも最近「落ち着いた学習環境」「STEMの探求授業」「フルボーディング」という点を重視される方々に人気のあるアウンドル・スクールをご紹介します。

アウンドル・スクールは2025年、2026年と連続で弊社主催のブリティッシュ・ボーディングスクール・フェアに参加しており、入試審査部の部長が来日しています。ここでは学校から提供された公式情報と弊社スタッフによる学校訪問の情報をご紹介します。

 


Oundle School / アウンドル・スクール

学校全体の特徴

1556年創立のアウンドル・スクールは、イングランドのちょうど真ん中あたりにある小さな町、アウンドルにあるイギリスを代表するフルボーディング・スクールです。学業への高い志と、地に足のついた校風のバランスで知られています。約42か国から生徒が集まり、国際色豊かな環境の中で学んでいます。

アウンドル・スクールの特徴は、アカデミックに偏ることなく、知的好奇心を育て、自立心や人間的成長を重視している点です。現在のイギリスでは珍しくなった「フルボーディング制」のため、週末も寮生活が活発で、生徒同士・教員との距離が近いコミュニティが形成されています。

全英で最も素晴らしいと称されるデザイン・テクノロジーの施設での制作活動や8言語を学べるカリキュラム、独自の「Trivium」「Quadrivium」「Omnia」などの探究型プログラムも用意されており、幅広く深い思考力を育てています。

 

▶︎フルボーディング制について詳しく知りたい方はこちらから

 


サイエンス&デザイン・テクノロジー(STEM・Design Engineering)

アウンドル・スクールは、イギリスでも特にSTEM教育に定評のある学校です。学校内には、受賞歴のある「SciTec Centre」があり、最先端の理科・工学教育が行われています。この施設は、全英一とも言われるほど機材が充実しており、将来、エンジニアリングの分野に進みたい生徒にとっては、楽園のような環境となっています。

 

 

さらに、全国的にも高い評価を受ける「Design Engineering」部門では、実践的なものづくりと創造性を重視。単なる理論学習にとどまらず、「考えて作る」力を育てる教育が特徴です。

 

理系教育に力を入れながらも、知識偏重ではなく、実際に手を動かして考えながら、「知的探究心」や「実社会での応用」を大切にしている点がアウンドル・スクールらしい特徴です。

 

サイエンスの授業を受ける教室

 


スポーツ

アウンドル・スクールでは、スポーツも学校生活の中心的存在です。20種類以上の競技が用意されており、すべての生徒が週3回以上スポーツ活動に参加します。

 

 

男子はラグビー・ホッケー・クリケット、女子はホッケー・ネットボール・クリケットが主要競技ですが、それ以外にも、

 

  • ボート
  • 水泳
  • セーリング
  • ゴルフ
  • フェンシング
  • スカッシュ
  • バスケットボール
  • ダンス

 

など、多彩な選択肢があります。

施設も非常に充実しており、

 

  • オリンピックサイズの50mプール
  • ボート施設
  • 70エーカーのスポーツグラウンド
  • フェンシング専用施設
  • ゴルフシミュレーター

 

などを完備しています。

 

学校のスポーツセンターは町の人たちにも解放されている

 

さらに、Northampton Saints RugbyやNorthamptonshire County Cricket Clubとの提携もあり、高いレベルの指導を受けられる環境が整っています。

 


音楽

アウンドルの音楽教育は、イギリスのボーディングスクールの中でも非常に充実しています。毎週950以上の音楽の個人レッスンが行われ、音楽が日常生活に深く根付いています。

一般的な楽器だけでなく、

 

  • オルガン
  • ハープ
  • バグパイプ
  • 古楽器

 

など、珍しい楽器も学ぶことができます。

 

 

音楽団体も非常に豊富で、

 

  • Chapel Choir
  • Symphony Orchestra
  • Chamber Orchestra
  • Jazz Orchestra
  • Rock Band
  • Wind Band

 

など、多彩なアンサンブル活動があります。

一昨年は学校のプログラムの一環として、学生のオーケストラが東南アジアまで演奏旅行に出かけました。マレーシアやタイでは、地元にあるイギリス系のインターナショナルスクールと交流。まさに母国に凱旋するような機会を生徒に提供しました。

また特筆すべきは、Royal College of Musicとの正式提携です。著名な音楽家によるワークショップや演奏会など、本格的な音楽環境に触れる機会が豊富に用意されています。

 


演劇

アウンドル・スクールでは、演劇も非常に盛んです。校内には「Stahl Theatre」という本格的な劇場があり、演技だけでなく、照明・音響・舞台制作などの技術面も学ぶことができます。

Dramaは低学年ではカリキュラムの一部として学び、GCSE・A Levelでも選択可能です。また、課外活動としても大きな存在感があり、毎年複数の舞台公演が行われています。

 

 

近年の上演作品には、

 

  • Sweeney Todd
  • The Crucible
  • Chicago
  • Little Shop of Horrors
  • Charlie and the Chocolate Factory

 

など、幅広く本格的な作品が並びます。

さらにLAMDA(英国演劇資格)にも対応しており、演劇を専門的に学びたい生徒にも適した環境です。

 


語学サポート(EAL)

アウンドル・スクールでは、留学生向けのEAL(English as an Additional Language)サポートが提供されています。

サポート形式は、

  • グループレッスン
  • 個別サポート

の両方に対応しており、追加料金ではなく授業料に含まれています。Year 9入学ではCEFR B2程度、Sixth FormではB2〜C1程度が期待されており、単なる英語試験対策ではなく、「英語で高度な学びについていけるか」が重視されています。

 


寮生活について

アウンドル・スクールは完全なフルボーディング・スクールであり、週末も学校コミュニティが活発に機能しています。寮は全部で14つあり、生徒たちは教員やハウスペアレンツととても近い距離で生活しています。

特徴的なのは食事は各ハウス単位で共に取り、温かい家庭的な雰囲気の中で生活している点です。ハウスごとにメニューへの意見も反映できるなど、小さな共同体として機能しています。

土曜日は授業とスポーツ、夜には寮交流イベントがあり、日曜日はリラックスや外出、友人との時間を楽しみます。学校があるアウンドルの街自体も中世の雰囲気を今に残しており、生徒たちは週末や放課後にカフェや街歩きも楽しんでいます。

 


募集要項・試験・面接内容

【アウンドル・スクールの主な入学タイミングと募集人数】

  • 11+(Year 7) 約60〜70名募集
  • 13+(Year 9)約200名募集
  • 14+(Year 10)若干名
  • 16+(Year 12 / Sixth Form)若干名

 

【試験内容】

11+(Year 7)

  • 数学
  • 英語
  • 認知テスト

 

13+(Year 9)

  • 数学
  • 英語
  • 理科
  • 外国語
  • 認知テスト
  • 面接

 

16+(Year 12)

  • 志望A Level科目3科目
    または
  • General Paper+2科目

 

*日本でのリモート受験にも対応しています。

 

【面接】

面接では、生徒個人の性格や興味関心、人間性を重視しています。学校側は、「その生徒が何を学校にもたらすか」「学校生活をどのように楽しめるか」を見ています。

 


求める生徒像

 

どのような生徒を求めるのかという質問を、アウンドル・スクールのHead of Admission(入試審査部 部長)の Jonny Hammond-Chambers(ジョニー・ハモンド・チェンバース氏)に伺いました。

 

「アウンドル・スクールが求めるのは、単なる勉強ができる成績優秀者ではありません。

  • 学業への意欲が高い
  • 知的好奇心がある
  • 学校生活全般に積極的に参加できる
  • 英語で高度な授業に取り組める

 

という点が重視されています。

勉強だけではなく、スポーツ、音楽、演劇、共同生活など、学校生活全体に積極的に関わる姿勢が期待されています」。

 

主な大学進学先は、オックスフォード大学やケンブリッジ大学のほかにも、ダーラム大学やUCLなどをはじめとしたイギリスの大学となりますが、最近ではイエール大学、ペンシルバニア大学、コロンビア大学、シカゴ大学、コーネル大学などのアメリカの大学にも毎年一定の進学者が出ており、大学進学先にも多様性のあるボーディングスクールです。

 

アウンドル・スクール 入試審査部 部長

Jonny Hammond-Chambers | ジョニー・ハモンド・チェンバース氏

 

15年以上にわたってアウンドル・スクールに勤務、学業主任と寮長を経て、2020年に入試審査部の部長に就任。現在もAレベルの地学教員も務めており、学問分野、生徒指導、課外活動など、アウンドル・スクールのあらゆる側面を熟知している。アウンドル・スクールに赴任する前は、ニュージーランドの男子校やプレップスクールでの教師経験もある。三児の父親でもあり、子どもたちもアウンドル・スクールの生徒

 

 

DATA

創立:1556年

対象年齢:11〜18歳

共学

生徒数:1160名

在学生の国籍数:42カ国

留学生比率:約20%

寮の数:14

交通アクセス:ヒースロー空港から車で約1時間45分

GCSE科目数:26科目

Aレベル科目数:29科目

学費(Year 8):£52,500

学費(Year 12):£59,400

 


ピッパズ・ガーディアンズではアウンドル・スクールを志望するご家族と生徒のための進学サポートを提供しています。アウンドル・スクールは弊社がガーディアンシップ・サービスでサポートしている生徒が継続的に多数在籍していることもあり、入試部と密にコミュニケーションを取りながら合格まで伴走。日本からの合格実績も多数出ています。アウンドル・スクールへの個別の学校訪問のアレンジもできますので、ご興味のある方は下記よりお問い合わせください。

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