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イギリス留学前に知っておきたいChild Student Visaと必要書類【2026年最新版】

2026.07.17

お知らせ・イベント

お子さまのイギリス留学が決まると、多くの保護者の方が最初に不安を感じるのがビザ申請です。

 

「学校からCAS が届いたけれど、何をすればいいの?」
「英語だけの申請画面で間違えないだろうか?」
「いつまでに申請すれば入学に間に合うの?」

 

このようなご相談は、毎年数多くいただきます。

 

ですが、心配は不要です!

 

実際には、Child Student Visa の申請は決して難しいものではありません。しかし、必要書類の意味がわかっていなかったり、情報に誤りがあると申請が差し戻されたり、追加書類を求められたりすることがあります。

この記事では、イギリスのボーディングスクール留学を専門にサポートしている教育コンサルタントの立場から、日本のご家庭向けに分かりやすくChild Student Visaの申請の時期と書類について解説します。

 


確認|ETAとChild Student Visaの違い

 

イギリスへ渡航する場合、必要となる許可は滞在期間によって異なります。サマースクールや短期留学の場合は、通常ETA(Electronic Travel Authorisation)で渡航できます

 

▶︎ETAの申請方法についてはこちらから

 

しかし、180日を超える留学はChild Student Visa が必要となります。ボーディングスクールへ入学する日本人留学生は、このビザを取得します。

 


ビザはいつ申請すればいい?

 

Student Visaは学校開始日の6か月前から申請できますので、できるだけ早い申請をおすすめします。7月から8月は世界中の留学生が一斉に申請するため、通常より審査に時間がかかることがあります。できるだけ早く、必要書類の準備を始めるのが安心です。特に夏休みにサマースクールや家族旅行で、日本国外に出る可能性がある場合には、申請のタイミングを調整が必要です。

 


Child Student Visa申請の流れ

 

全体の流れを理解すると、ビザ申請は決して難しくありません。

 

【申請の流れ】

① 学校からCAS を受け取る

② 必要書類を準備する

③ オンライン申請

④ 必要書類をアップロード

⑤ ビザ・センターで生体認証

⑥ 審査

⑦ ビザ発給

 

今回の記事では①と②を解説します。

ビザの申請の流れやルール、必要書類は頻繁に変更されます。必ず申請前には、イギリスのUKVI(UK Visas and Immigration | 英国ビザ・移民局)のウェブサイトを確認するのが鉄則です。

 

▶︎UK Visas and Immigration | 英国ビザ・移民局のChild Student Visa のサイトはこちら

 


Child Student Visaの主な必要書類

 

UK Visas and Immigration | 英国ビザ・移民局のサイトでは、基本的に必要な書類は下記のように書かれています。一般的に必要なものは、まず6点です。

 

  1. a current passport or other valid travel documentation | 有効なパスポート
  2. a Confirmation of Acceptance for Studies (CAS) from your course provider | CAS 
  3. written consent from your parent or legal guardian for your study and living arrangements in the UK  | 保護者、または法定後見人の同意書
  4. proof that you have enough money to support yourself and pay for your course – this will vary depending on your circumstances | 学費の納入で証明
  5. proof of your relationship to your parent or legal guardian   | 戸籍の翻訳で代用
  6. evidence of the qualifications you used to get a place on your course | 学校から発行された在籍証明書やオファーレター

 

そして、もう1点、必須書類があります。

 

  • Letter of Undertaking  | レター・オブ・アンダーテイキング

 

これは、UK Visas and Immigration の該当サイトに書かれている「You must provide a letter from your nominated guardian」に相当するものです。後ほど詳しく解説します。

 

また通常、下記の2点は不要です。

  • your tuberculosis (TB) test results
  • written consent for your application from your financial sponsor if you’ve received sponsorship for your course fees and living costs in the last 12 months

*ビザの種類によっては資金証明を要求されることもあります。

 

 


必要書類①「CAS 」とは?

 

Child Student Visaの申請について説明する前に、まず理解しなければならないのは、CAS (Confirmation of Acceptance for Studies )です。これは「番号」が渡されます

 

これは、お子さまがイギリスの学校から正式に入学を認められたことを証明する管理番号であり、ビザ申請には欠かせない最も重要な情報です。 通常はデポジットや学費の支払いが終わった後に発行されます。

 

CASは「この生徒は認可を受けた学校に正式に入学する」という事実を英国政府が確認するための重要な情報です。ですから、英国政府のルールでは、CAS を取得する前にChild Student Visaを申請することはできません。

 


必要書類②Letter of Undertaking(ガーディアン引受証明書)

 

CAS Number が発行されたら、次に準備する重要な書類が”Letter of Undertaking”(レター・オブ・アンダーテイキング)です。

 

これは、イギリス国内でお子さまのガーディアン(教育後見人)となる人、またはガーディアン会社が、「留学期間中、お子さまの生活や安全を責任を持ってサポートします」とUKVI(UK Visas and Immigration | 英国ビザ・移民局)に約束するための公式文書です。近年のChild Student Visaでは、子どもの安全確保(=Safeguarding)がこれまで以上に重視されており、この書類はビザ審査における重要な提出書類の一つとなっています。そのためにも、速やかなガーディアンの任命が必要です

 

なぜLetter of Undertakingが必要なのでしょうか?

18歳未満のお子さまが単身で留学する場合、英国政府は「学校以外の時間を誰が見守るのか」を重視しています。

例えば、

 

  • ハーフタームや長期休暇中
  • Exeat(週末外泊)の際
  • 病気やケガで学校を離れる場合
  • 緊急時に保護者へ連絡が必要な場合

 

など、学校だけでは対応できない場面があります。そのためUKVIは、お子さまを英国国内でサポートするガーディアンがいることを確認するため、Letter of Undertakingの提出を求めています。

 

保護者が用意する必要はありません

 

“Letter of Undertaking”はガーディアン会社が所定の書式で作成し、署名のうえ発行します。 保護者が作成する必要はありません。

親族や知人など、プロフェッショナルではない方がガーディアンになる場合は注意が必要です。学校やUKVIの要件を満たした内容で作成する必要があるため、事前に学校へ確認することをおすすめします。最近では、個人のガーディアンを認めていない学校も多数存在します。ビザ申請直前に慌てないために、この点の確認も重要です。

 

ピッパズ・ガーディアンズの場合

 

ピッパズ・ガーディアンズは、イギリス全土にある約200のボーディングスクールで学ぶ生徒のガーディアンを30年にわたって担ってきました。2025年の規則改変にも速やかに対応し、ビザ申請に必要なLetter of Undertakingを速やかに発行する体制が整っています。最新のUKVIルールや各学校の方針に沿った内容で作成するため、ご家庭で書式や記載内容を心配する必要はありません

また学校から指定の用紙が送られてきた場合は、そのままエリアマネージャーに転送してください。担当者が用紙に記載をして、速やかにお戻しします。

学校との連携も密に取れていますので、Letter of Undertaking を発行する際には、ボーディングスクールにも連絡を入れ、ピッパズ・ガーディアンズがお子さまのガーディアンに任命されたことを伝えます。

 

 


必要書類③Parental Letter of Consent(保護者同意書)

 

“Parental Letter of Consent(保護者同意書)”とは、18歳未満のお子さまがイギリスへ留学することについて、親権者(または法定後見人)が正式に同意していることを証明する書類です。これは保護者が用意します。多くのボーディングスクールでは、CAS Number の発行前後に保護者同意書のテンプレートが送られてくるため、その書式に沿って記入すれば問題ありません。テンプレートが用意されていない場合でも、学校がサンプルを提供してくれることが一般的です。

 

なぜParental Letter of Consentが必要なのでしょうか?

 

UKVIは、18歳未満の留学生について、「保護者が留学を理解し、同意したうえで渡航すること」を確認する必要があり、Child Student Visaでは、お子さま本人だけでなく、保護者の意思も確認することが重要視されているからです。親権を持つすべての保護者の署名が求められます。親権において特別な事情がある場合は、学校やUKVIの指示に従って必要書類を準備します。

 


まとめ

 

これらの書類がすべて整ってから、ビザ申請となります。CAS は学費の納入が完了してからの発行となり、Letter of Undertaking はガーディアンシップ企業への登録が完了してからの発行となります。

つまりビザ申請を速やかに行うためには、学費納入とガーディアンシップ企業への登録が必要となるのです。学校から正式なオファーレターが出た場合には、速やかにビザに必要な書類を揃えることから始めてください。