イギリス留学のベストタイミングは?
2026.06.08
基本情報イギリスのボーディングスクール留学に深く携わり、これまで多くの日本の子どもたちをイギリスのボーディングスクールに送ってきた「ピッパズ・ガーディアンズ」の代表という立場上、「子どもがイギリスのボーディングスクールで留学するベストな年齢は?」という質問をよく受けます。今回はその留学のベストタイミングについてがテーマです。ここでは、一般的な入学のタイミングについて、お話をします。
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イギリス留学のベストタイミングは?

@Millfield Prep School
実は、この答えに正解はありません。ご家庭の事情や、ご両親が考える適切な時期によって留学開始の年齢は決まります。幼いうちに留学するにふさわしい成熟度と意欲を持つ子どももいれば、数年待った方が良さそうな子どももいます。さらに、7歳の子供をイギリスに送り出すのと16歳の子供をイギリスに送り出すのとでは、保護者の感情へのインパクトも大きく異なることでしょう。
イギリスでは9月初旬が学年の始まりとなり、留学生の主な入学時期は、Year7(11歳)、Year9(13歳)、Year12(16歳)です。それぞれの入学時期について簡単にご説明します。
【Y7以前での入学】
お子さまをより低い学齢(Y7、場合によってはY5や6)でイギリスに送り込むことには、いくつかの利点があります。その最大のアドバンテージは入学時の競争率が低いことです。Y9(13歳)で評判の高いボーディングスクールに進学するためには、その前に一流のプレップスクール(3歳から13歳対象の小学校)に入学することを勧める場合があります。特にイートン・カレッジ、ウィンチェスター・カレッジ、ハーロウ・スクール、ラドリー・カレッジのような伝統的な男子のボーディングスクールや、ウィカムアビー・スクールやチェルトナム・レディス・カレッジ、ダウン・ハウス・スクールのような人気の女子校を希望される方には、この選択肢がベストです。
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プレップスクールは小規模であることが多く、海外からの留学生を大歓迎しています。このエントリーポイントは、日本からの留学生にとっても入学しやすいタイミングとなります。また英語力に多少不安があっても、シニアスクールに進学する前に英語力を向上させることができますし、全寮生活やイギリスの教育システムに慣れるためには素晴らしい準備期間となります。
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私の経験上、海外からの留学生にとって、13歳でいきなり1,000人を超えるような大規模な中高一貫校のボーディングスクールに入るよりも、プレップスクールでボーディングスクールへの理解を深めていたほうが、確実にシニアスクールへの移行はスムーズになります。また評判の良いプレップスクールは、校長のレベルでトップクラスのシニアスクールと強い繋がりを持っているため、お子さまが「超一流」と評されるボーディングスクールに入学できる可能性も高くなります。
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しかし、11歳(またはそれ以下)でイギリスに留学させることは、家庭の事情によっては難しい場合もあります。そのため、残る2つの「一般的な」選択肢は、Y9(13歳)またはY12(16歳)となります。
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【Y9での入学】
Y9(9年生)は海外からの留学生にとって最も人気のある入学のタイミングであり、現在1,100人以上の日本人の子どもたちがY9からイギリスの学校で学んでいます。競争率は高いものの、適切な準備と正しいアドバイスがあれば、海外からの留学生にとって、ここでの入学が最も一般的で日本の学校カリキュラムとも相性のよいタイミングと言えます。
【Y12での入学】
Y12(12年生)からの留学も一般的なタイミングです。学費が2年間しかかからないため、最もリーズナブルな選択だと言えるでしょう。しかし、ここでの入学は枠がかなり限られており、競争率がとても高いのが特徴です。学校は学力テストや面接を課し、厳しく志望者を選抜します。しかし、ここでの入学もまた、十分な準備とプロフェッショナルによる正しいサポートがあれば現実的です。

@Cheltenham College
補足【Y10での入学】
いくつかのボーディングスクールでは、Y10(10年生)のタイミングで生徒を募集する学校があります。ですが、Y10で生徒を募集する学校は決して多くなく、募集人数も少なくなります。
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結論として「いつが留学のベストタイミングか」という質問への答えは1つではありません。しかし一般的には「年齢が低ければ競争はそれほど激しくなく、より多くの幅広いシニアスクールから学校を選ぶことができるようになる」という点は覚えておいていただきたいと思います。
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【注意すべき重要なポイント】
イギリスのトップ・ボーディングスクールへの入学サポートの相談を頻繁に受けますが、ご家族の中には「入学手続きはまだ先で大丈夫」と考え、のんびり構えていらっしゃる方も見受けられます。
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私が強くお伝えしたいのは、入学手続きを遅らせれば、それだけ選択肢が狭まってしまうということです。「早めに手続きを始めること」が重要です。理想的にはイギリスで入学を希望する9月の2年前には手続きを開始するのが良いと感じています。つまりY7(11歳)からの入学を希望するのであれば、お子さんが9歳のときに留学の情報収集を始めるのが良いということです。
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また、留学のために必要なアドバイスを受けるのも、早ければ早いほうが良いでしょう。アドバイスをする側としても、より多くの選択肢を提供し、時間にゆとりを持って十分な準備をすることができます。
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*ピッパズ・ガーディアンズでは、イギリスのボーディングスクールとの長年に渡る連携で築き上げたネットワークを最大活用し、お子さまにとって「最良」の学校探しをお手伝いする「スクール・アドバイス・サービス」を提供しています。イギリスの教育や受験を熟知したイギリス人のプロフェッショナルによるサービスです。
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より詳しい情報をご希望の方はお問い合わせください。

Ben Hughes | ベン·ヒューズ
ピッパズ·ガーディアンズ代表。小中高校生のイギリス留学のエキスパート。全英約150のボーディングスクールと提携し、遠く離れた保護者に代わって留学生のケアとサポートを担うガーディアンシップ·サービスを10年以上に渡り手がける。その豊かな経験と深い知識、そしてボーディングスクールとの強固なネットワークから、ボーディングスクール入学を希望するご家族に、プライベートコンサルティングを提供。学校選択から、学校訪問のアレンジ、出願や試験までをサポートし、お子さまにとってふさわしい学校入学のために尽くしている。