News
お知らせ

サマースクール2025 イギリスで迎える成長の夏

2025.09.03

お知らせ

2025年7月27日から2週間の日程で、イギリスのサフォーク州にあるオールド・バッケナム・ホール(Old Buckenham Hall)という小学校のボーディングスクールでピッパズ・ガーディアンズのサマースクールを開催しました。今年は51名の小学生が日本から参加。親元を離れた2週間の大冒険です。

2024年から2回目となるピッパズ・ガーディアンズのサマースクールは、小学校のボーディングスクールを貸し切った、小学生のためのプログラムです。イギリスでは数多くのサマースクールが運営されていますが、小学生に特化し、ボーディングスクールで寮生活を体験できるのは、このサマースクールのみ。ここでは2025年に行われたサマースクールの特徴をご紹介します。

 

 

1. プレップスクールが会場校

ピッパズ・ガーディアンズのサマースクールは、小学生に特化したイギリスでも珍しいプログラムを提供しています。今年は素晴らしい施設を兼ね備えていると評判の高い小学校のプレップスクール「オールド・バッケナム・ホール」を会場校としました。子どもたちの成長に合ったベッドやシャワールーム、勉強机、広い芝生のグランド、ジップラインを使い、朝から寝るまで楽しく過ごしました。

 

 

2, 会場を独占利用

イギリスのサマースクールでは1つの学校を複数の外部の団体で共有しているプログラムも多くありますが、ピッパズ・ガーディアンズのサマースクールは、学校を独占利用。見知らぬ人が敷地内に入って来ないので、セキュリティも万全です。

 

 

3.アットホームな環境

一般的にイギリスのサマースクールは11歳から17歳までを対象とし、数百名の生徒を集めた大規模なものが多いですが、ピッパズ・ガーディアンズのサマースクールは、手厚いケアサポートが必要な小学生のみを対象としていることから、少人数での実施をモットーとし、イギリスが第二の故郷となるようなアットホームな環境を提供しています。企画から運営までピッパズ・ガーディアンズが行い、サマースクールの校長はピッパズ・ガーディアンズ代表ベン・ヒューズの妻、ルイーズ・ヒューズが務め、キャンプ・ディレクターとしてジョディ・ゴドリマンがプログラムを開発。そして日本人スタッフが2週間の間、サマースクールに常駐。ホームシックや万が一の対応にも慣れた看護師を含め常時10名のスタッフが宿泊し、自身の子どもに接するように生徒1人1人に目を配ります。先生やスタッフも生徒の名前だけでなく、その性格や仲良しの友だちも把握。サマースクールが終わる時には、先生やスタッフがイギリスの家族となります。

 

4.プロフェッショナルなサマースクールチーム

ピッパズ・ガーディアンズではサマースクールを含めて年に4回、子どもたち向けのキャンプをイギリスのボーディングスクールを貸し切って運営しています。英語の教師だけでなく、看護師2名、アクティビティ・リーダー、キャンプ・リーダー、日本オフィスのスタッフなど、子どもたちが安全かつ最高に楽しい日々を送るためのスタッフを確保しています。アクティビティ・リーダーのハリーは、イギリスの小学校で体育を教えている教師ですが、子どもたちから大人気。最終日にはお別れが寂しすぎて涙を流す生徒もいました。

 

 

 

5. JALのサポート

サマースクールにおける大きな不安のひとつが子どもの単身海外渡航です。特にイギリスまでの渡航時間は14時間と長いことから、保護者の心配はつきません。今回はJAL本社とロンドン支店の特別なサポートを受けました。羽田空港とロンドン・ヒースロー空港共に専用のチェックインカウンターが設置され、係員の誘導により空港内をスムーズに移動。機内ではお子さまのアレルギーなどの情報を事前に客室乗務員と共有し、イギリス到着時の入国審査の時にはJALの現地スタッフの方々に見守られ安全安心、快適かつスムーズに移動ができました。また日本オフィスのスタッフもお子さまと同じフライトに搭乗し、お子さまをサポートしました。

 

 

6. 一流の英語教師と能力別クラス

イギリスの小学校での英語教員の資格を持ち、かつ英語初心者へのレッスンにも慣れたプロフェッショナルな英語教師が英語を教えます。サマースクールが始まる前に日本にてオンラインで英語のレベル分けテストを実施。その結果と学年を考慮し5つにクラス分けをしました。平日は毎日、午前中に英語のレッスンを2コマ設定し、読む、書く、聞く、話すの4技能を磨きます。また毎晩、日記を書く時間も確保し、子どもたちは毎日、その日にあった出来事を英語で綴りました。

 

 

7. イギリスの子どもたちと楽しいアクティビティ

午後からは自然の中で思いっきり身体を動かす時間です。日本の真夏は酷暑のためになかなか長時間の外遊びができませんが、イギリスでは真夏でも30度を上回る日が少なく、爽やかな気候のため、太陽をいっぱい浴びて、各自興味のあるアクティビティに参加することができます。イギリスのボーディングスクールの伝統的なイベント、カラーランなども取り入れ、たくさんのアクティビティに挑戦しました。ピッパズ・ガーディアンズのサマースクールは、現地イギリス人の子どもたちも適宜参加。アクティビティを通じて英語でのコミュニケーションも活発に行われます。互いに友情を深め、連絡先を交換し、帰国後はペンパルになる子どももいます。

 

8. 楽しくて美味しい食事

サマースクールでは日本人の子どもたちが好きなパスタやシチューといった料理を多く取り入れたメニューを組んでいます。またイギリスの食文化にも触れてほしいという運営側の希望もあり、ベイクド・ビーンズ、パイやフィッシュアンドチップスなどの伝統的な料理も献立に上りました。「想像していたよりもご飯がおいしかった」という声が多く聞かれ、学校の給食スタッフからも「子どもたちがいっぱいご飯を食べてくれてとても嬉しい」とのコメントがありました。

 

 

9. デジタル・デトックスの2週間

日本ではどうしてもデジタル・デバイスから離れることが難しくなりますが、サマースクール中の子どもたちはデジタル・デパイスはオフ。日本のご家族の声が聞きたいという希望がある場合のみ使用しました。

イギリスは緯度が高く、真夏の日没は21時過ぎのため、子どもたちは夕食後も20時まで外でアクティビティに参加し、大忙し。デジタル・デバイスの存在すら忘れてしまった2週間でした。

 

 

10. 毎日の写真や動画をアップデート

サマースクールに参加している我が子は今何をしているのか? というのは多くの保護者の方がとても気になる点です。ピッパズ・ガーディアンズではサマースクール運営中に、インスタグラムだけではなく、セキュリティの確保された写真共有プラットフォームで毎日の様子をアップデートしています。1日に公開される写真はおよそ300枚。子どもからの電話がなくても「どのようなアクティビティに参加しているか」から「何を着ているか」まで、しっかりと把握することができます。

 

 

来年のサマースクールの概要は2025年10月頃にご案内する予定です。詳細はブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア(BBSFJ)のニュースレターとピッパズ・ガーデイアンズのホームページでお知らせします。ご興味のある方はBBSFJのニュースレターをご登録ください。また、10月26日(日曜)に開催されるブリティッシュ・ボーディングスクール・フェアでもご案内いたします。

ブリティッシュ・ボーディングスクール・フェア(BBSFJ)の詳細はこちらから