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【2026-2027年 最新版】ボーディングスクールの学費とその他費用 入学後にはいくら必要なのか?

2026.04.09

基本情報

ボーディングスクールへの留学を検討されるご家庭から、ご相談を受けるのがその費用について。学費や渡航費のほかに「一体、いくらかかるのか?」は多くの方が共通で疑問に思う点です。前回は入学までに必要となる費用とまとめて説明しました。

 

▶︎前回の記事「ボーディングスクールの学費と費用(入学まで)」はこちら

 

今回は本記事では入学後に必要となる費用について、2026-2027年の最新情報をもとに想定費用を解説します。近年、イギリスでは2024年の政権交代(労働党政権への移行)を契機に、私立教育へVAT(付加価値税)が課税されるなど、ボーディングスクールの学費にも影響が及び始めています。こうした背景も踏まえ、現在の実態に即した費用構造を正確に把握することは重要です。

 

【入学後】

入学後に必要となる費用にはこのようなものが挙げられます。

 

  1. 学費
  2. スクールトリップ費
  3. 音楽や乗馬などの個人レッスン代
  4. EALの特別レッスン代
  5. お小遣い
  6. 携帯電話代
  7. ガーディアン費
  8. ホストファミリー滞在費
  9. 交通費
  10. 一時帰国の旅費
  11. ビザ申請とImmigration Health Surcharge
  12. 学用品

 

それでは、各費用について、詳しく見て解説をします。

 


1. 学費

ボーディングスクールの学費はシンプルで、基本的には学期ごとに学費を支払うスタイルとなります。日本と同じ3学期制になりますので、年に3回、支払いのタイミングが存在します。その都度、保護者にメールで請求書(インボイス)が届きます。

 

学費には、以下のような生活・教育に関わる主要な費用が含まれています。

 

  • 授業料
  • 寮費(ボーディング費用)
  • 食費
  • ランドリー費用
  • 基本的な学習サポート(学校手配のチューター等)

 

学校は子どもたちの健康と好みを考えたおいしい食事を1日3回、おやつやスナックも常備用意している

 

 

つまり、学費には「教育費」と「生活費」の大部分が含まれていると理解すると分かりやすいでしょう。

 

参考年間学費(2025-2026)

プレップスクール:41,523ポンド(約883万円)

シニアスクール:56,191ポンド(約1,195万円)

シックスフォーム:57,593ポンド(約1,224万円)

*各学費は2025年10月にブリティッシュ・ボーディングスクール・フェアに参加した学校の平均値

*1ポンド=213円で計算(2026年4月9日の為替レート)

 


2. スクール・トリップ

 

イギリスのボーディングスクールでは、日本の修学旅行に相当する「スクール・トリップ」が多数用意されていますが、参加は任意です。特徴的なのは、学習内容や課外活動と密接に連動している点です。学校ごとに大変魅力的なツアーを組んでいます。その一例を記します。

 

  • ラテン語履修者:ローマ・ポンペイ見学
  • 歴史履修者:大英博物館を訪問
  • 地学履修者:アイスランド火山見学
  • 大学で理系専攻希望者:スイスの欧州原子核機構見学
  • スキーツアー:イタリアやフランスへのツアー
  • ラグビー部:南アフリカ遠征

 

費用や日程は通常、毎年9月頃に提示されます。受付はFirst Come, First Serveとなることが多いので、申込みのタイミングを見逃さないようにしてください。

 

また、イギリスのボーディングスクールのスクールトリップは、ユースホステルに泊まったり、LCC(格安航空会社)を使うなどして、費用をできる限り抑え、質実剛健な内容になっているところがほとんどです。プライベートジェットを飛ばし、五つ星ホテルに宿泊する……ということはありません。

 

スクール・トリップの参加費:40ポンド〜(トリップの内容に応じて料金は変わります)

 


3. 音楽や乗馬などの個人レッスン代

 

イギリスのボーディングスクールでは、音楽や乗馬など、専門的な先生の指導が必要となるものには、先生が学校に出向き個人レッスンが行われます。一般的に1週間に1度のレッスンとなります。楽器やそのレッスン時間によって料金は変わります。

 

個人レッスン代:1回約30ポンド〜(音楽の場合)

 

ミルフィールド・スクールの場内の馬場では、時間ごとに細かく区切られ、特別レッスンが行われている

 


4. EALの特別レッスン代

多くの日本人の生徒は入学後、EAL(English an Additional Language)という、英語を母語としない生徒のための特別レッスンが必要になります。このレッスンを通常のグループ授業内で行うこともあれば、個別にマンツーマンで行うこともあります。これはお子さまの英語力と学校の受け入れ体制に大きくよりますので、入学後、料金を確認してください。

 


5. お小遣い

 

プレップスクールではお金を使う機会はほとんどありませんが、シニアスクールの生徒は校内の売店やカフェで買い物が許され、日曜日には友だち同士で町のスターバックスに行ったり、スーパーマーケットに立ち寄ることもできます。

 

イギリスはキャッシュレス化が進んでいるので、お小遣いは現金で用意するというより、子ども用のデビットカードやクレジットカードを利用するのが一般的です。

 

特に、日本から持参するデビットカードとしては、「三井住友VISAカード」の「かぞくのおさいふ」がおすすめです。利用状況をリアルタイムで保護者が把握できる仕組みが重要視されています。単なる決済手段ではなく、「生活状況の可視化」(=どこで何をしているのか?を把握する)という意味でも機能します。

 

お小遣い:月額50ポンド〜

 


6. 携帯電話代

 

プレップスクールでは使用制限が厳しく、携帯電話を使う場面はほとんどありません。一方で、シニアスクールでは一定の管理下で利用が認められます。多くの場合、プリペイドSIMまたは現地での契約が利用され、月額費用はお子さまの利用状況により異なります。学校や寮にはWifiのネットワークが完備されていますので、リーズナブルなプランを選ぶご家庭が多くなっています。ピッパズ・ガーディアンズではこれらの設定と毎月の課金は、エリアマネージャーが行います。

 

携帯電話費用(月額):20ポンド前後

 


7. ガーディアン費用

 

ボーディングスクール留学において不可欠なのが「ガーディアン」の存在です。

イギリスには個人のガーディアンから、大きな企業まで、たくさんのガーディアンサービス・プロバイダーが存在します。費用を抑えるために知人や友人に依頼するケースもありますが、2023年にイギリスの国家基準、ナショナル・ミニマム・スタンダートが改定されて以来、AEGIS(全英教育ガーディアンシップ協会)認定の専門企業に依頼するのが主流です。

 

ガーディアン費用はサービス内容により大きく異なりますので、契約前に費用の確認をすることをおすすめします。特に毎年サービス更新料、契約期間の確認は必須です。契約期間が1年の場合、途中で退会ができず、違約金を請求されるトラブルも数多く発生しています。

 

ピッパズ・ガーディアンズのガーディアンシップ・サービスについては、ウェブサイトからパンフレットをダウンロードし、料金をご確認ください。

 

ガーディアンシップ・サービスを詳しく

 

 

ピッパズ・ガーディアンズのガーディアン年間費用 (*税抜き)

ガーディアン費用(タームごとの更新):900ポンド × 3学期

 

初回のみ請求

登録料:200ポンド

保証金(デポジット・お預かり金):1,000ポンド

*デポジットとしてお預かりした保証金は、お子さまに必要とされる費用(制服代やお小遣い)として使われます。基本的に保護者の承諾のもと使用します。残金はターム終了後、次のタームに繰り越しか、サービス終了後に返金します。

 


8. ホストファミリー滞在費用

 

ハーフタームやエグジアートなどの短期休暇中はホストファミリー宅に滞在します。一般的にホストファミリー滞在費用には、宿泊費、食費、ランドリー費が含まれています。

 

昨今は留学生のために、エグジアートやハーフタームは学校に残り、寮で過ごせる学校も増えていますが、そのような場合も1泊あたりの費用が発生しますので、ご注意ください。

 

春と夏のハーフタームと、各タームにあるエグジアートをホストファミリー宅で過ごすと過程すると、年間約30日程度となります。

 

ピッパズ・ガーディアンズのホストファミリー滞在費用

ホストファミリー費用 1泊あたり64ポンド × 宿泊日数

 

留学生家族とホストファミリー。

 


9. 交通費

 

見落とされがちな費用のひとつが交通費です。学校の中に寮があるため、通常の生活では通学のための交通費は不要ですが、留学生の場合、交通費用は下記の2つのケースで交通費が必要となります。

 

①一時帰国時の空港と学校間の往復

②ホストファミリーと学校間の送迎

 

①一時帰国時の空港と学校間の往復

最近では休暇の折に学校がロンドン・ヒースロー空港までのシャトル便を出す場合もあります。ピッパズ・ガーディアンズでは、生徒たちの学校からの出発時間を調整し、できる範囲で複数生徒で同じタクシーを利用し、費用をシェアようにしています。

 

タクシー片道(1時間):約120〜150ポンド 

学校が用意するシャトルバス(片道):約40ポンド

 

②ホストファミリーと学校間の送迎

学校とホストファミリー間の送迎費用が必要となります。ホストファミリーが学校に近ければ、移動費用はたいした金額にはなりませんが、車で1時間くらいのところになると、往復のタクシー代だけで300ポンドになるようなこともあります。費用の面から見ても、ホストファミリーと学校間の距離は重要です。

 

タクシー片道:50〜100ポンド

*ただし距離による

 


10. 一時帰国の旅費

 

年間2〜4回の往復が一般的です。多くのご家庭は安全性を重視し、直行便を選択します。

ピッパズ・ガーディアンズでは、JAL(日本航空)と特別なパートナーシップを結んでおり、スタッフ一同でお子さまの一人旅が安全なものになるよう取り組んでいます。多くの方がJALを選んで、日本に一時帰国しています。

 

航空費用:およそ30万円 (往復)×渡航回数

 


11. ビザ申請費用とImmigration Health Surcharge

 

Year 9またはYear 12進学時には学生ビザの更新が必要となります。IHSを支払うことで、イギリスの公的医療サービス(NHS)を利用可能になります。ビザ代理申請サービスのご利用を希望の方は、ピッパズ・ガーディアンズがビザの専門家をご紹介しています。

 

学生ビザ申請費:524ポンド

Immigration Health Surcharge (IHS):776ポンド/年

 


12. 学用品

 

教材や備品は随時購入が必要です。ピッパズ・ガーディアンズの生徒さんの場合、ペン、ノート、書籍、スポーツ備品など、日常で必要なものはエリアマネージャーが購入して、学校に届けます。シックスフォームに進学する時には、多くの学校でパソコンの購入が必要となります。

 

学用品:200ポンド〜

 


 

イギリスのボーディングスクール留学は高額ではありますが、学費の中に寮費、ランドリー、食費など、学習と生活に必要なほとんどすべてのものが含まれています。とはいえ、ガーディアン費用やホストファミリー費用、交通費などが、学費以外の費用は単体ではそれほど大きくないものの、まとまると想定外の大きな金額になることもあります。

 

学費以外の固定支出については、その明細を確認し、できる限りコントロールすることをおすすめします。

ピッパズ・ガーディアンズでは、ガーディアン費用も学期ごとの支払いで、年間更新料はなく、透明性の高い費用設定となっています。

 

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