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小中高校生のイギリス留学に必要な「ガーディアン」 – 選び方の基準とは?

2025.01.13

基本情報

ガーディアンとイギリス留学生

 

イギリス留学に必要なガーディアン制度とは?

イギリスのボーディングスクールに留学中、遠く離れた海外で暮らす保護者に代わってお子さまをサポートする、それがガーディアンの仕事です。

これは、アメリカやスイスの留学にはないイギリスならではユニークな制度。イギリス政府が「ガーディアンシップ制度」として定めており、イギリスのボーディングスクールで学ぶすべての留学生の保護者はガーディアンの任命を政府から義務づけられています。学生ビザを申請する時にガーディアンが誰なのかを明記する必要があります。ですから、ボーディングスクール留学を検討するご家族は、必ずガーディアンが必要となるのです。

詳しくはイギリス政府のNational Minimum Standards for Boarding Schools に記載がありますのでご覧ください。

 

ガーディアンは何をするのか?

ボーディングスクールはお子さまの心身の健康に対し、常に最大の注意が払われ、多くのリソースが投入されています。軽い風邪やケガであれば、学校のメディカルセンターに常駐している看護師や医師が対応しますし、入学直後のホームシックも寮長先生や寮母さん、スクールカウンセラーが扱い慣れています。

ですが、学校を離れている時はだれがお子さまをサポートするのでしょうか? 学校外に出る行く必要がある時は誰が親代わりとなるのでしょうか? こういった時がガーディアンの出番です。お子さまのための様々なアレンジをします。

 

例えばハーフタームや長期休暇のイギリス国内での滞在先(ホストファミリーのアレンジ)、学校の寮と空港の送迎、空港で「パスポートを忘れた!」などの緊急時の対応、SATなど外部試験の付き添い、必要備品の買い出し(サッカーシューズが小さくなってしまい、明日の試合までに新しいものが必要!)。ラグビーの試合で骨折して学校外の病院へ通院、矯正歯科への付き添い、お友だちのバースデーギフトの購入、国内旅行のアレンジサポートなど。

 

弊社がこれまで扱ってきた仕事内容は多種多様です。お子さまの「親代わり」として、ご家族と留学生に寄り添った仕事内容となります。

 

ガーディアンに求められる条件とは?

ガーディアンはイギリス居住者で、かつ学校の近くで暮らしていなければならず、学校が休みになる週末(エグジアート)やハーフタームには子どもの滞在をしっかりと管理しなければなりません。

また緊急時や病気の時には、真っ先に学校からの連絡を受けることから、お子さまの健康にも真摯に関心を持つ必要があります。思春期ならではの心の病にも深い理解が必要です。例えば。お子さまがコロナウイルスやインフルエンザのようなウイルス性の伝染病になった場合でも、学校から依頼が来れば必ずお子さまを引き取り、保護下に置く必要があります。

またガーディアンの学期中の海外休暇は基本的に認められません。学校によっては「車で2時間以内の場所に住んでいること」というような条件がついている場合もあります。

ご家族の友人や親戚をガーディアンに任命することもできますが、在学中の長い期間、ボーディングスクールと契約を結び、いつ何事があっても、子どものために学校に飛んで行くというのは重責であることから、誰もが気軽に引き受けられるものではないことをご理解ください。

 

イギリスの留学生

 

ガーディアン企業に依頼するメリット

この重い責任を理解すればするほど、保護者の多くが友人や親戚にガーディアンを依頼することに抵抗を感じます。そこで、私たちのようなガーディアン企業が必要とされるのです。

ピッパズ・ガーディアンズでは、27年におよび多くの留学生のサポートをしてきました。独自の「エリアマネージャー制度」を採用。イギリスのボーディングスクールへの知見が深く、学校の近くで暮らすエリアマネージャーがお子さまの学業の達成と健康に積極的に関心を持ち、定期的に学校を訪問し、学校の先生や寮長先生と緊密なコミュニケーションを取り、緊急時や病気など万が一の時には専門的かつ冷静に対応します。

学校の近くで暮らしている最大のメリットは、「すぐに駆けつけられる」ということだけでなく、地元の情報に精通しているという点です。どこに子どもが好きなサッカー・シューズが売っているか、骨折したらどこの病院に行くのが良いのか、子どもたちに人気の地元のピザ屋さんやアイスクリーム屋さんのことも知っています。

このような業務を鑑みても、ガーディアンはお子さまが通うボーディングスクールとそのスタッフ、学校のある地域やコミュニティについて十分な知識を持っていなければ務まらないのです。

 

ホストファミリーを選ぶ基準

またハーフタームやエグジアートの時にお子さまを家族の一員として温かく迎えてくれるホストファミリーを紹介するのも大切な仕事の1つです。ピッパズ・ガーディアンズでは、各エリアマネージャーがその地域で暮らすホストファミリーを管理しています。

弊社のホストファミリーの基準は厳しく、過去の犯罪履歴のないことはもちろん、国際交流の一環として留学生を受け入れてくださるご家族に依頼をしています。学校に近いのはもちろんのこと、「犬のいる家」「同世代の子どもがいる家」「ピアノの練習ができる家」など、ご家族とお子さまの希望にできる限り沿うご家庭を探します。

 

イギリスのホストファミリー

 

チームワークでサポート。それがピッパズ・ガーディアンのメリット

ピッパズ・ガーディアンズのサポートは、全英に配置された40名を超えるエリアマネージャーのネットワークを土台にしたチームワークで成り立っています。それが24時間365日の緊急時サポートを可能にしています。

お子さまにふさわしいガーディアンを選ぶことは、学校を選ぶのと同じくらいに重要なことです。このガーディアンの仕組みを十分に理解することが、ボーディングスクール生活を成功に導く鍵となるとも言えるでしょう。

弊社のガーディアンシップ・サービスにご興味がおありであれば、まずはお問い合わせください。詳しくお話しをさせていただきます。